九州国立博物館、特別展ポスターに生成AIを使用していたと発表 当初の「不使用」説明を撤回し謝罪

美術館の壁に展示されたポスターとデジタル技術の融合イメージ AI・テクノロジー

当初の「不使用」回答から一転、生成AIの活用が判明

九州国立博物館は9月17日、特別展「卑弥呼の鏡」のポスターおよびチラシのイラスト制作において、その一部に生成AIが使用されていたことが分かったと報告しました。同館はポスターのイラストに係る外部からのお問合せに対して、これまで「生成AIを使用していない」旨の回答をしていましたが、デザインの制作過程において一部に生成AIも活用していることが判明したとしています。

この事態を受け、同館は当初、外部からの問い合わせに対して「使用していない」と回答していたとして「誤った情報をお伝えした関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます」としています。なお、九州国立博物館は7月、山陽新聞の取材に対してポスターイラストについて説明を行っていました。

パソコンでデジタルイラストを制作するデザイナーの様子

なぜ「誤回答」が起きたのか:制作プロセスにおける情報共有の課題

今回の件は、生成AIの活用を巡る確認や情報共有のあり方について考えさせられる事例です。一般的にデザイン制作の現場では様々な手法が検討されることがありますが、発注側と制作側のコミュニケーションや確認プロセスにおいて、詳細な把握が課題となる場合があります。

企業や公的機関に求められる「透明性」と「確認プロセス」

生成AIの利用を巡っては、社会的な関心が高まっています。今回の事例では、外部からの問い合わせに対する当初の回答と、その後の判明内容に相違があったことが明らかになりました。今後、同様の状況においてどのように事実確認や情報発信を行うかが注目されます。

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